いかのひかり 2006年 LED集魚灯&製品開発ストーリーー
2006.1月13日<発光ダイオード集魚灯> | |||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 24 |
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<発光ダイオード集魚灯>の実験を始めて今日で1年となりました。 今年はイカ釣り漁船用LED集魚灯 の実用化を目指し全力で頑張ります。 |
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2006.2月8日 |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 25 |
ご冥福をお祈りいたします。 |
悲しい報告です。昨年11月22日お伝えした北海道岩内の第58利光丸は帰らぬ船となりました。 あの大須賀船長の笑顔が忘れられません。 |
2006.2月15日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 26 |
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農水産省が漁業者へ燃料高騰の緊急対策として無利子で融資の対象にするとのことです。 週刊水産新聞1月16日、1月30日付より抜粋しました。 |
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LED集魚灯設置、無利子融資の対象に 水産庁はこのほど、燃油高騰への緊急対策として、都道府県が漁業者に無利子で貸し付ける資金の対象に「発光ダイオード(LED)集魚灯の設置」を追加した。 イカ釣りやサンマ棒受網漁業の試験で燃油コスト削減果が実証されたことを受け、早期導入を促進するための措置。各関係機関も現在、実証試験結果の整理やLED集魚灯の型式認定、自治体ごとの貸付規則改定など、年度内融資実現に向けた動きを急ピッチで進めている。 |
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LED集魚灯の課題![]() サンマ棒受網船「第1太喜丸」に試験装備したLED集魚灯(船首ツノ竿2本、右舷6番竿、左舷親竿)写真提供=(株)東和電機製作所、マル井水産、東京海洋大学 |
高騰する燃油対策として、イカ釣やサンマ棒受網への発光ダイオード(LED)集魚灯の導入が急務だ。 ただ「本当に効果があるのか」「漁獲効率は落ちないのか」「放熱や電源の問題は」「実証試験を拡大しないのか」など、浜には不安や疑問がある。水産庁と開発関係者に聞いた。 |
2006.2月25日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 27 |
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H17.11月17日, イカ釣り漁船用LED集魚灯6 で紹介しました、長崎県水産部主催のイカ釣りLED集魚灯の新聞記事入手いたしました。 可変色のLED集魚灯?の漁獲効果があるようです。 長崎新聞 2月24日の記事をFAXいただきました。 |
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2006.3月7日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 28 |
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本日、水産新聞 3月7日LED集魚灯の記事をFAXいただきました。 LED灯の調査結果、燃料消費量に省エネ効果とあります。 文中、白山丸のメタハラ灯228キロワット相当のLEDパネル104枚とありますが、これはLEDパネル1枚あたりではメタハラ灯2.2KWの計算となります。 しかしこの計算の根拠はよく分かりませんねー。 私はこれほどまでLEDが効率あるとは思えないのです。 過去200、300、400KWのメタハライカ釣り漁船を見てきましたが、この規模の集魚灯の明るさは想像を絶します。あっとの間にドラム缶1本(200リットル)もの燃料を消費する集魚灯の装備ですよ。 LEDパネル1枚あたりでメタハラ灯2.2KW? 省エネLED集魚灯が普及するのは大変うれしく思いますが・・・ |
2006.3月8日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 29 | |
昨年からの高出力LED(スーパーLED等)の実験を中止しました。 理由はこのLEDの信頼性です。 どうも点灯時間が長くなるに従って照度が落ちるようです。 LEDを良く確認すると複数のLEDチップの中の一部が、時間が経つにつれ黒化しているようです。 このような海外製LED素子に飛びつくのは危険なことかもしれませんね。 |
2006.3月10日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 30 |
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今日も質問メールいただきました。 マリノフォーラム21についてです。http://www.mf21.or.jp/ 詳しくは分かりませんが、この組織は農林水産庁の外郭組織との事です。 |
2006.3月19日<発光ダイオード集魚灯> | |
LED多目的灯 1 |
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![]() 試作第1号LED多目的灯 ![]() |
昨年の秋より試作してきたLED多目的灯が完成しました。 試作第1号は現在の明るさの半分(LEDの数も半分)の物を作りデッキライトとしてテストしました。 3トンクラスの漁船ルーフサイドのパイプに2本をインシュロック(タイバンド)で固定しています。 今回の多目的灯MDW型の半分の光力ですが結構明るいです。 その後は完全防水とし水中灯として使えるように作りました。 今まで取り扱ってきた水中灯は、電球を交換毎にパッキングを交換したり、水圧による漏水がよく起こりましたが、LEDは球の交換の必要が無いため水中灯には持ってこいだと思います。 このMDW型多目的灯は、今後業務用として漁業に使用できるようにしたいと考えています。 2本のLED多目的灯(合計約1.2W)点灯状態 |
2006.3月20日<発光ダイオード集魚灯> | |
LED多目的灯 2 |
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今月、白色と青色の実験用サンプルを複数作りましたので、早速近くの港の船で白、青どちらのLED灯に小魚が集まるのかテストを予定しています。 昨年は弊社MD-2型LED集魚灯の白色とMD-2B型の青色を横に並べて点灯して比べてみましたが、どちらによく集まったのか確認出来ませんでした。 今回は船の右舷側と左舷側に白、青それぞれを水中に沈めて写真を撮る予定です。 またLEDの数を増やしたタイプも製作中です。 |
2006.4月8日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 31 | |
北部九州ではそろそろ夜のイカ釣りシーズンに入ります。 相変らず燃料の高騰が続き、漁師さんも大変そうです。 今年は交流発電機を使用しない夜のイカ釣りをLEDを使いテストを行うように考えています。昨年10月イカ釣り漁船用LED集魚灯 3でも書きましたが、具体的には下記のようなものです。 <対象に考える船> 5トン未満の手釣り(自動イカ釣り機を使わない)の漁船 補助バッテリー (130F-51, 155G-52, 210H52)などを装備している。 補助充電器(ダイナモ) 24V 1〜3KW付き 使用LED集魚灯 MD2-24 24v用 10枚〜20枚を使用 MD2-24は1枚で実測32Wですから24V使用時の電流は約1.3A、20枚使うと合計26Aの電流が流れます。夜間の操業時間を8時間で計算すると160A/Hとなりバッテリー 210H52を使えばMD2-24が20枚1晩中充電なしで使える計算となります。 (バッテリー210H52の210を簡単に説明すれば電流×時間が210との意味です。電流(21アンペアー)×時間(10時間)が210A/Hとなります。) 操業中は基本的にエンジンストップとします。 作業灯、室内灯、船灯などの必要な白熱球は極力LED化します。白熱球をLED化することで消費電力を10分の1以下に抑えることが出来ます。5トンイカ釣り漁船の平均夜間電消費電力500Wは50W以下となります。 ブラウン管使用のGPS,レーダー、魚探はエコノミーモード(省エネモード)を使用。 操業中の電圧低下時はエンジン始動し充電します。 バッテリー充電の問題 *漁場までの往復時に補助充電器(ダイナモ)で充電。(地元北九州の場合平均2時間、往復4時間) 補助充電器(ダイナモ) 24V 1KWで充電するとmax40アンペア×4時間 160A/H *ソーラーチャージャーの装備 弊社MS-6700型24V用などでで昼間に充電。 *帰港後、陸電による充電器で昼間に充電。 よって充電の問題は無いと考えています。 基本的にバッテリーの個数を増やせばLED集魚灯をいくつでも増やせるわけですが、今回の目的は集魚灯用交流発電機を使わずして最小限の設備で採算の合うイカ釣り漁業が可能かどうかです。 ここで可能性が出て来れば、イカ釣りに限らず他の集魚灯を使う漁業にも応用が出来るかも知れません |
2006.4月8日<発光ダイオード集魚灯> | |
LED多目的灯 3 |
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LED多目的灯 MDWP型完成! 従来の MDW型のパイプ径と全長を大きくし、LEDの数も倍以上にしたことで、光力も倍以上に明るくなりました。 またMDWP型の12S、24Sタイプは回路に流れる電流値を1.3倍にして写真のように更に明るくなりました。デッキライトとしてご使用いただけます。 指向特性の比較的狭いLEDを使用していますので、明るくしたい所を照らす事が出来ます。 (電球のように必要のないところに光が逃げません) MDW、MDWP型共に消費電力が1〜4Wですので、小型漁船など夜間、エンジン停止時に作業灯として使用してもバッテリーの負担は少なくなります。 |
2006.4月9日<発光ダイオード集魚灯> |
LED室内灯 1 |
昨年製作したLED室内灯 MRDW型完成! このタイプもLEDの数も倍以上にしたことで、光力も倍以上に明るくなりました。 広い室内で使えます。 |
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2006.4月10日<発光ダイオード集魚灯> | |
LED多目的灯 4 |
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LED多目的灯 MDWP型を港で水中灯として沈めた写真です。 時化の後で海がにごりうまく撮影できませんでした。 近いうち、条件の良いときに出直します。 |
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MDWP-24BS型![]() ![]() MDWP-24S型 ![]() ![]() |
2006.4月15日<発光ダイオード集魚灯> | ||
LED多目的灯 5 |
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LED多目的灯を水中集魚灯として使う場合の提案 LED多目的灯 は写真左下のように片面から発光しますが、組み合わせることにより周囲を照らすことが出来るようになります。 防波堤からの夜釣り(太刀魚など)などは片面発光で、船釣り(アジ釣り)などでは青色なども組み合わせて2,3,4個で使用するのも面白いと思います。 弊社でも販売中の業務用の交流電源用ハロゲン・メタハラ水灯に光力は及びませんが浅場での釣りなどには十分楽しめるのではないでしょうか |
MDWP-24Sを4本で消費電力はわずか13.6Wです 明るさは約250W(白熱電球相当) |
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![]() MDWP-24S単体 ![]() 2本組み合わせ ![]() 3本組み合わせ |
![]() ![]() 4本組み合わせ |
2006.6月10日<発光ダイオード集魚灯> |
LED多目的灯 6 |
MDWP型多目的灯の輝度を増したMDWL型を製作いたしました。MDWL-12W,MDWL-24Wは両面発光タイプとなります。 弊社HPの水中灯コーナーで紹介しています電球200W以下用のMA-2型水中灯は、業務用として地元でも漁船で長く使われてきましたが、この両面発光タイプはほぼ同じ200Wの光力で約10Wの消費電力ですので小型のプレジャー船でも安心して使用できます。 |
2006.6月22日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 32 |
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来月、県内のプレジャー船に弊社LED集魚灯MD2-24S1を8セット装備することとなりました。。 この船は先月進水した新艇です。4月に7KWの発電機と2KWメタハラ集魚灯を3セットの装備を予定していましたが、見積もり金額がLED集魚灯と大きな差が無かったのと私の説得で導入を決心して貰ったのです。今やイカ釣りはメタハラやハロゲン集魚灯が当たり前の中、バッテリー電源でイカ釣りが出来る? 誰もが考えなかったことを行うことが現実となりました。 |
2006.7月2日<発光ダイオード集魚灯> | ||||||||||||||||||||||||||||||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 33 |
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1.装備前 | 2.工事風景 | 7月2日予定通りLED集魚灯の工事を行いました。 段取り良く仕事は進み、3時間くらいで試運転と なりました。 舷側のブリッジ天井部に、取り外し可能な25mm径のステンレス化粧パイプを取り付け、そこに両サイド4灯のLED集魚灯を設置しました。 またイカ釣りの時期が終われば、取り外せるようにしています。 また夜間の作業灯として、多目的灯MDWP-24Sをオモテへ2灯、トモへ2灯取り付けしました。 操業中の照明類は全てLED化して省エネしています。
※ エンジン回転数はアイドリング状態で使う予定です。 |
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3.前部作業灯 MDWP-24S×2灯 | 4.コントロールパネル(2灯1スイッチ) | |||||||||||||||||||||||||||||
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5.MD2-24S1 斜めオモテから | 6.前部照明 MDWP-24S×2灯 | |||||||||||||||||||||||||||||
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7.後部作業灯 MDWP-24S×2灯 | 8.ソーラーチャージャー24W | |||||||||||||||||||||||||||||
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9.室内灯 MDR-24 | 10.MD2-24S1 バックビュー拡大 | |||||||||||||||||||||||||||||
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2006.7月7日<発光ダイオード集魚灯> | ||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 34 |
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下記LED集魚灯17の船主様より 初の釣果をEメールでいただきました。 7月に入り連日悪天候でしたが、7月6日(木曜)夜、 LED装備後、初のイカ釣りに出られたとのことです。 内容は右記のとおりです。(原文のまま) |
大森 さま 昨夜、仕事終わった後イカ釣りに行ってみました。 LED集魚灯での”デビュー戦”ということもあって不安が一杯でしたが..... 1)後部作業灯:明るさは十分で何ら問題なく作業可能でした。 2)前部作業灯:オーニングがないせいか後部作業灯と異なり、明るさが足りない。 もつれたテグスを解く等の細かい作業をする時には灯りの真下に行かないと駄目! といった感じです。蛍光灯のほうが良かったかな? 3)イカ集魚灯:8時15分から10時30分までの約2時間余りで約50杯(釣り人4名)。 生憎、当日うちの港からイカ釣りに出漁した船がなく釣果の比較は出来ませんが、 少なくともそれなりの効果はありそうです。 魚探で見る小魚の集魚効果もメタハラ灯と比べて遜色ない(?)と思いました。 4)甲板上の温度上昇が全くないので大変涼しく感じました。 ビールが余り美味しくなかった!のはそのせいかも... 5)マスト灯ON、パトライト(LED)ON、レーダーはスタンバイ状態、魚探はONのまま 、室内灯2灯(LED)ON、前後の作業灯4灯ON、集魚灯8灯全てONの状態で、 使用電力は15Aでした。一番後ろに取り付けた作業灯を点けると18Aになりました。 以上、第1報ご報告まで |
2006.7月10日<発光ダイオード集魚灯> | ||||||||||||||||||||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 35 |
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問題をが出て来れば納得出来るまで解明するつもりです。 この船は補助バッテリーを装備していませんので、船主さんは当初バッテリーの負担を心配されていましたが、主機エンジンのダイナモ(直流発電機)出力が1.4KWあるため、主機エンジン用バッテリーで全く問題ないと判断しました。 このダイナモは27VでMAX約50Aの容量があります。 |
2)前部作業灯:オーニングがないせいか後部作業灯と異なり、明るさが足りない。 もつれたテグスを解く等の細かい作業をする時には灯りの真下に行かないと駄目! といった感じです。蛍光灯のほうが良かったかな? この問題を解決するために前部作業灯のMWDP-24S 2本の中の1本をMDWL-24へ 交換し様子を見てもらうことにしました。 5)マスト灯ON、パトライト(LED)ON、レーダーはスタンバイ状態、魚探はONのまま 、室内灯2灯(LED)ON、前後の作業灯4灯ON、集魚灯8灯全てONの状態で、 使用電力は15Aでした。一番後ろに取り付けた作業灯を点けると15Aになりました。 イカ釣り中のバッテリー消費電力を計算すると下のようになります
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2006.7月11日<発光ダイオード集魚灯>
イカ釣り漁船用LED集魚灯 36 |
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LED集魚灯17の船主様よりイカ釣り報告2をいただきました。 今回はあまり釣れなかったようですね。 バッテリー回路では電気の消費が増えてくるとダイナモの発電量か増えエンジンに負荷が掛かってきてアイドリングの回転数が落ちてきます。 よって負荷に応じてエンジンの回転を増やす必要があります。 内容は右記のとおりです。(原文のまま) |
マリンテッククラブの大森 さま
7月8日、前回と同じメンバーでイカ釣り2回目行ってきました。当日は第2土曜日(漁師さんは休漁日)で、船は少なかった。当日は月夜で気温も肌寒いほど(イカ釣りには不適な気象状況)で、集魚灯にプランクトン・ベイトの集まりが前回に比べ極端に悪かった。従って釣果も午前1時まで約5時間頑張っても40数匹(4人)と前回と比べ悪かった。
2回の釣で傾向がわかったのですが、後ろの釣席が前の約2倍の釣果!
後ろは光と影の加減が上手くマッチしているのかな?前部での釣り席は後ろに比べ影の部分にテグスが下りているようなので、4つの集魚灯の間隔を広げるべく前側の集魚灯をさらに前にずらしてどうなるか検討してみようと思います。
前回報告しませんでしたが、集魚灯点けない無負荷の状態(レーダー、GPS、停泊灯、パトライト等のみON)ではアイドリング(500rpm)でもバッテリー低下の心配ありませんが、集魚灯をつけた状態、即ちさらに15A〜18Aの負荷をかけた状態では500rpmのアイドリング状態のままでは暫くするとSYSTEM警告が出ました。原因調べたところ、電池電圧が24.7Vと表示されており充電状態不良の警告のようで、600rpmに回転数を上げたら電池電圧(充電電圧のことかな?)26.6Vとなり警告が解除され、以後その状態で運転を続行しました。
、、、、、、、、(プライベートな内容)、、、、、、、
それなりの釣果期待できることが判れば、LED集魚灯の潜在的需要は大きいのでは...と思います。
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2006.7月12日<発光ダイオード集魚灯> | ||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 37 |
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![]() 写真左側 MDWP-24S, 写真右側 新型MDWL-12 ![]() |
MWDP-24S 2本の中の1本をMDWL-24へ交換に行きました。 また水中灯MDWL-24BW(青色LED2面型)を持って行き、次回のイカ釣りでテストをお願いしました。 皆さんもご存知とは思いますが、沿岸のイカ釣りでは水中灯を点灯した状態ではイカは釣れません。 理由はイカは集魚灯の船の陰で小魚を捕食している為です。 (イカ釣りはこの影が必要です。) しかしイカを集めるために水中灯を点灯し操業時は消灯して イカ釣りをして効果を上げている方がいるのです。 |
2006.7月25日<発光ダイオード集魚灯> | ||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 38 |
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LED集魚灯17の船主様よりイカ釣り報告3をいただきました。 1) 水中灯MDWL-24BWを初めて使っていただきましたがパラソル級のイカはこの効果だったのでしょうか? 2) 集魚灯の効果と考えたいですね、、、、、。 3) また水中灯の漏水は後で分解確認しましたが、漏水が原因でした。直ちに交換させていただきます。 ヒューズは挟まなくてもよいです。水中灯回路が短絡すると30Aののブレーカーが落ちます。 4) 40Fくらいの漁船はオモテのスペースが広いので前部作業灯はMWDP-24S 2本では暗いことが解りました。早速MDWL-24を2本交換するように致します。 5) 今月に入り軽油が免税でドラム缶16.800円になりました。 内容は右記のとおりです。(原文のまま) |
大森 さま 7月22日(土)夕方4時出港。 夕方までイサキ・アジ釣をする2時間くらいの間、水中灯ONにして小魚を集めようと考えました。水深約35メートル。イサキは産卵後のようですが入れ食いに近い状態。 7時半、薄暗くなってきたのでイカスッテを入れた途端パラソル級のイカを5〜6杯立て続けにゲット、これは凄いと思いましたがその後は中型のみ。11時までの3時間半くらいで一人20杯前後収穫:翌日他の遊漁船(1マイルくらい離れたところで釣)に聞くと当日は食いが悪く、1時まで頑張ったが一人14〜5杯程度だったそうで、当日の釣果だけをみれば我々がWIN。 考案、及び問題点 1)暗くなる前から集魚灯を点けていたが、イカスッテ入れた途端パラソル級のイカが立て続けにつれたのは集魚灯に反応してイカが近くに集まっていたのでしょうか? 2)当日は中潮で流れが結構速く他の船はパラシュートで流し釣が多かったみたいですが、我々はイカ釣りの前にズボ釣をするためアンカーを入れており、イカ釣りもそのままアンカーをかけたままでした。撒き餌が効いていた、数時間前からの集魚灯の効果等が影響したのかも知れませんが.... 3)終了後、水中灯を揚げたら中は水滴が沢山付着していました。LEDの発熱に伴う内外の温度差のため水滴(結露)が出来たものか、或いは漏水のためか?判りません。また、次回そのまま使用しても構わないのか?教えてください。また、バッテリー事故防止のためヒューズを挟んだほうが宜しいならそうしようと思いますが如何でしょうか? 4)バウの作業灯:やはり後から取り付けた大きいほうが数段明るくかなり改善されます。出来ればバランスを取る意味でも新製品に交換していただけたらと思いますが如何でしょうか?取り付け作業は自分でしますから。 5)釣の諸条件が異なり単純な優劣比較は無理ですが、工夫次第でメタハラ集魚灯に劣らない釣果も期待できるのでは?と考えさせられました。より一層の創意工夫を検討したいと思います。また、集魚灯に関してはイカ釣りが終わった後、アジつりでも使って見たいと思います。 以上、近況報告まで |
2006.7月28日<発光ダイオード集魚灯> | ||
LED多目的灯 7 |
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![]() 写真上 MDWL-3-12B(12V用) 写真下 MDWL-24BW(24V用) ![]() |
新しく入手した指向角120度のLEDを使い、更に電線グランドを防水性の高い物へと変更したMDWL型多目的灯を3本を組み合わせた水中灯MDWL-3を製作しました。 このLEDを使用することにより360度周囲を照らすことが出来ます。 また水中灯MDWL-24BWもこの電線グランドを使用しました。 |
2006.8月4日<発光ダイオード集魚灯> | ||
イカ釣り漁船用LED集魚灯 39 |
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鳥取県西伯郡のお得意様より報告いただきました。 鳥取県でもLED使用のイカ釣り漁船の集魚灯開発・試験が始まりました。 境港市沖の美保湾で今月末まで行われます。 8月8日様子を直接、鳥取県水産試験場の担当者に電話して聞いてみました。 実験船は3.15tで今まで12KW交流発電機でメタハラ集魚灯で操業していたそうです。 324個のLED集魚灯12枚消費電力200W、電源は220V交流電源です。 指向性の狭いLEDを使用しているそうです。 釣果はメタハラ集魚灯の半分位とのことでした。 しかし、私は消費電力を考えると(12KWと200W)LED集魚灯の灯数を増やせば同じくらい獲れる思います。 また集魚灯を直流回路で作れば消費電力200Wですので交流発電機を使わず、バッテリーで十分賄えると思いますが・・・・・。 |
2006.8月10日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 40 |
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![]() 5mの砲弾型LED |
現在5mの砲弾型LEDを沢山並べて集魚灯、多目的灯などに使っています。 この砲弾型LEDの14個分を1個で発光する1WハイパワーLED、3W、5WハイパワーLEDなども作られています。ちょうど1年前にイカ釣り漁船用LED集魚灯 2で使用したのが当時最大光力のスーパーLED10Wでした。 現在弊社で製作しているLED集魚灯MD2-24S1(砲弾型LED約1000個使用)はこの10W LED7個で同じ光力が得られる計算でした。 しかしイカ釣り漁船用LED集魚灯 4で説明しましたがこのスーパーLED10Wは高熱を発生し放熱に苦労しました。他社ではイカ釣り漁船用LED集魚灯 5の写真(2W、3WハイパワーLED使用)のLED集魚灯は、熱対策にポンプで海水を汲み上げ循環させ強制冷却をしています。 よって今の所は発熱の少ない5m砲弾型LEDの選択が良いのかなと考えています。 またこのタイプのLEDは需要が多いので単価が更に下がるのではないかと期待しています。 |
2006.8月16日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 41 |
山口県須佐漁協では4トン漁船にLED16灯で試験操業をしています。 記事の中で「LEDの価格が手ごろになれば、小型イカ釣り漁船への転用も早まるだろう」とありますが、私もそう思います。 |
2006/08/20付 西日本新聞朝刊山口
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2006.8月17日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 42 |
6月以降はこの 「いかのひかり」 に問い合わせ、質問をいただいています。 H13年にホームページを立ち上げたと同時にこのページを作り、イカ釣り漁船に携わるの業者として光、燃料を無駄にしているのかを皆さんに見ていただこうとスタートして5年が経ちました。 初めの1.2年はほとんど訪問者のないページでしたが昨年以降、問い合わせが増えてきました。 特にイカ釣り漁船用LED集魚灯 15以降は今まで少なかった個人の漁業者、漁協、の方からも質問をいただき、励ましのメール大変有難く思います。 |
2006.8月18日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 43 |
今日はLED集魚灯18灯、弊社バラストレス1KW球30本を北のイカ釣り専業船に発送しました。 この船は今までメタハラ集魚灯2KW30本で操業していましたが、今回メタハラ集魚灯、LED集魚灯、バラストレス集魚灯(*)を使い分けて使用します。 近くに船がいない場合は100KW出力の交流発電機をストップさせLED集魚灯をバッテリー電源で 使用する予定です。主機エンジンはアイドリング回転でバッテリーを充電します。 また200V交流発電機をストップさせるとイカ釣り機(200V)が使用できない為、このイカ釣り機をバッテリー電源で駆動できないか専門メーカーに相談しています。 (*)バラストレス1KW電球は安定器を必要としない放電灯です。メタハラ放電灯の発光効率には届きませんが、1KWハロゲン球には比べのならない明るさです。寿命も電球よりもかなり長くなります。 |
2006.8月28日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 45 |
以前より200V交流電源のイカ釣り機を24Vバッテリーで駆動出来ないか考えていましたが 道が開けそうです。 神奈川県の褐木デバイス中村社長 http://www.adc-jp.com/が私の考えに共感いただき 協力して貰えるようになりました。 漁船に積まれている大型バッテリー 210H-52 2台で複数のコンピューター制御自動イカ釣り機を動かせるDC-ACコンバーターを製作していただくようになりました。 石油に頼らないイカ釣り漁業が産声をあげることが出来るかもしれません。 |
2006.9月5日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 46 |
新たにLED集魚灯MD3-24を試作しました。 ケースを横長にし明るさを更に2割アップとしイカ釣り専業船向けにと考えています。 近く写真をアップします。 |
2006.9月10日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 47 |
200V交流電源のイカ釣り機駆動用DC-ACコンバーターが今月末に納品される予定です。 24Vバッテリー電源で交流単相、三相200vを得ることが出来ます。 到着が楽しみです。 |
2006.9月15日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 48 |
昨年、集魚灯MD2-24を納品した東京、新島のお客様からのクレームです。 早速、送っていただく事を連絡しました。検証結果を公開の予定です。 |
2006.9月20日<発光ダイオード集魚灯> | |
LED電球 1 |
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質問の多かった航海灯などの法定船灯のオリジナルLED球が近く出来ます。 自動車用のLED電球は昨年ころからホームセンターやカーショップで見るようになり、最近はブレーキランプ用のフィラメントが2段の物、輝度の明るいものなど種類も増えネットオークションでも多く出品されています。 しかしこれらの自動車用のLED電球は形は同じものですが、残念ながら船灯のソケットには付かないのです。 違いは下図をご覧下さい。良く見ると口金の両サイドの突起の位置が異なるのです。 ![]() ![]() この船舶に使用できるLED電球開発中で12月までには完成できると思います。おそらく国内初ではないでしょうか。 海上衝突予防法の第三章にによりますと、法定船灯は20〜50m未満の船舶で2海里の視認距離が必要とあります。 現在の国内メーカー(小糸製)などの船灯(検定品)では白熱電球20Wで2海里をクリアーしている訳ですから、今回のオリジナルLED球もこれと同じ明るさがあれは良いのでしょうか? しかしこの法律をよく見ると(国土交通省令で定める光度を有するものでなければならない。) とあります。 ということは、この白熱電球20Wの照度を測れば解決ですね。 皆さんご存知ですか? この国土交通省令で定める光度を有するものをクリアーしている電球は検定球(KN球)と呼ばれるものです。 新品の航海灯メーカー(KOITOやSANSIN)製の中に付属しているものです。価格は検定なし電球に比べかなり高価です。 |
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白灯(アンカーライト)に付いているKN検定球 |
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2006.9月25日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 49 |
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LED集魚灯MD3-24型の写真を撮りました。 11月発売予定です。青、赤、黄、白の4タイプです。 赤色MD3-24は地元イワシ漁の漁船がテストしてくれることになりました。 今年もイワシの魚影は薄いとの情報ですが、 果たしてイワシは赤色に反応するのでしょうか?誰も実験したことが無いのでは? |
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MD3-24新型LED集魚灯 |
従来のMD2-24 |
2006.9月30日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 50 |
県外のイカ釣り船でMD2-24青10枚、白10枚装備した船から連絡があり右舷、左舷で青、白の対照実験、それと青色のみ、白色のみで釣ると明らかにMD2-24白の方にイカが集まるとの報告です。まだ1ヶ月での時間を掛けたテストではありませんが、やはり白色の方が釣れるのでしょうか? |
2006.10月10日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 51 |
新島のお客様から問題のMD-2型のLED集魚灯が到着しました。 原因はポリカーボネート板とステンレスケースのシール間の水漏れです。 防水処理は完璧にしているつもりですが、ショックです。 今後、このようなことの無いようにいたします。 約1年間、漁船の海水が直接当たる場所で使用したため、ステンレス製(SUS304)の磨きケースも大きな腐食はありませんが、写真のようにり錆びが出ていました。 |
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2006.10月11日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 52 |
県外のイカ釣り船でMD2-24青10枚、白10枚装備した船から連絡があり右舷、左舷で青、白の対照実験、それと青色のみ、白色のみで操業してみると明らかにMD2-24白の方にイカが集まるとの報告です。まだ1ヶ月で時間を掛けたテストではありませんが、やはり白色の方が釣れるのでしょうか? |
2006.10月15日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 53 |
褐木デバイス中村社長からDC-ACコンバーターが到着いたしました。これで交流イカ釣り機がバッテリーで動かせます。 交流200Vのイカ釣り機は単相、三相用がありますが今回のコンバーターは両方が使える三相用のものです。 またイカ釣り機だけでなく交流200V用機器も使用出来ます。 スイッチング方式ですので無線のノイズが心配でしたが、フィルター対策をしていただきました。 |
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2006.10月30日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 54 |
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昨年11月イカ釣り漁船用LED集魚灯5とイカ釣り漁船用LED集魚灯8 で紹介したLED集魚灯装備漁船の新しい写真を入手しました。 今回は地元の船舶関連の会社から情報をいただき、かなり詳しい事が分かりました。 昨年は写真の判断で19トン船だと思っていましたが、実は9.7トン船でした。 この船の装備はおそらく国内でも最先端の装備との事です。 また昨年の水冷式パワーLEDは先月9月9日に全て空冷式と改良され、写真を良く見ると同じように見えるLED集魚灯ですが、全て新型へ取り替えられています。 操業形態はメタハラとの併用との事でした。 発光色は白色LEDに変わったそうです。 空を照らす無駄な光が無くなり、電球や放電灯がLEDに変わる時代がもう直ぐやって来るのでは? |
2006.11月16日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 55 |
今年は海外からもLED集魚灯に関してEメールをいただきました。 オーストラリアの南部ポートランドにもイカ釣り漁船が複数操業しているそうです。 詳しいことは分かりませんが、日本の中古イカ釣り船も活躍しているとの事でした。 近く写真が届きますので紹介します。 |
2006.11月22日<発光ダイオード集魚灯> |
LED電球 2 |
早速、航海灯用の桜マークの検定球について日本小型船舶機構(JCI)に質問してみました。 法定船灯(マスト灯、両色灯)などは必ず高価な検定球の電球を使わないといけないのでしょうか? LED電球1H18.9月20日 の中の300円近くで売られている電球は使用できないのでしょうか? 日本小型船舶機構)の地元、福岡支部に電話で問い合わせしてみました。 担当者の話では検査の場合、器具の中の電球のマークまで調べることまではしませんので、 使用できないかどうかはこちらでは分かりませんとのこと。 次にJCI東京本部(九段北4-1-3)へ詳しく説明を聞きました。 このことに詳しい方に代わってもらい下記の事が分かりました。 検定球は国土交通省で認定を受けた電球で電球の光を横方向へ向けるためのフィラメントに工夫がされているとのこと、この電球を使う方が望ましい、、、、。 では300円の電球は不可? 明らかに照度が足らない電球等は検査時に交換をお願いしていますと説明していました。 機会があればこれら2つの電球を海上衝突予防法で決められた2海里をレーダーで距離を測って実際に見てみようと思います。 2海里は3700m(1海里は1850m)ですが、フィラメントの工夫で見え方が変わるのでしょうか? 300円球は見えにくいのでしょうか? |
2006.11月24日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 56 |
赤色MD3-24を使用した地元イワシ漁(いりこ)テストは残念ですが、今年も魚影が薄くお願いした漁船は今期操業をしないこととなりました。 |
2006.11月29日<発光ダイオード集魚灯> |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 57 |
長崎県水産部の方より紹介いただき鹿児島大学水産学部の井上教授が弊社のLED多目的灯を使用し白色、青色、赤色、黄色で水中灯の集魚テストを行ってくれることとなりました。 結果がわかり次第このページで報告いたします。 |
2006.11月30日<発光ダイオード集魚灯> | ||
LED電球 3 | ||
桜マークの検定球の電球のフィラメントを比べてみました。 写真A マスト灯に付いていた検定球、写真B 一般照明用の300円電球 比べて見ると確かにフィラメントの形状が異なります。 先日問い合わせたJCI本部の方が説明された (電球の光を横方向へ向けるためのフィラメントに工夫がされた電球)が理解できました。 長いことこの電球を取り扱ってきましたがこれには気がつきませんでした。 しかし何と在庫の電球を整理していたところ、何と全く検定球と同じ物が300円電球の中にありました。 KN球とは表示が無いのですが、フィラメントの形状は全く同じ物です。写真Cでご覧下さい。 ボート用船灯用でも同じ物を見つけました。 ではこの検定球の刻印はどういう意味があるのでしょうか? 詳しくはLED電球1〜2をご覧下さい。 |
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A KN検定球 | B 一般照明球 | C KN検定の表示なし球 |
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2006.12月1日<発光ダイオード集魚灯> | |||
LED多目的灯 8 |
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Flux型LEDを使った多目的灯を製作しました。今月中に完成を予定しています。 タイプは従来のMDW型、MDWP型、MDWL型と同じで砲弾型LEDをこのFlux型LEDへ交換した物です。 Flux型LEDは最近の高級自動車のドアミラーウインカー、テールLEDなどに使われています。 輝度も1.5倍くらいになりますがまだまだ高価なLEDです。 砲弾型LEDは1個に20mAの電流しか流せませんが、このFlux型LEDは30mAの電流を流す事ができます。 この10mA分の電流が照度の増加となります。 また同じ長さのタイプMDWL-12(砲弾型LED装着)とMDWL-12F(Flux型LED装着)は発光部の表面積は同じですからMDWL-12Fの本体は少し発熱します。 |
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Flux型LED(写真例) | 砲弾型LED(写真例) | 上MDWL-12F Flux型 下MDWL-12 砲弾型 |
上MDWL-12F Flux型 下MDWL-12 砲弾型(拡大) |
2006.12月2日<発光ダイオード集魚灯> | |||
LED電球 4 |
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弊社オリジナルのLED電球が完成しました。 国内初の船舶用LED電球(BA-15D口金)です。 白熱電球10W相当の光力で消費電力は12V用で1Wと特に小型船、ヨットなどでは大きな味方となるのではなると思います。 テストに使用した安定化電源の表示をご覧ください。 電流計は1A以下は計測できない為、デジタル表示テスターで測りました。 |
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![]() MBA-12 デジタル表示は0.09mA |
![]() MBA-24 デジタル表示は0.06mA |
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形式 | 電圧 | 消費電力 | 電流値 |
MBA-12 | 12V用 | 1.1W | 0.09A |
MBA-24 | 24V用 | 1.4W | 0.06A |
2006.12月4日<発光ダイオード集魚灯> | |
イカ釣り漁船用LED集魚灯 58 |
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小型イカ釣り漁船にお願いして10月より、褐木デバイス製DC-ACコンバーターを使いバッテリー電源24vで200v交流イカ釣り機テストを始めました。この船はイカ釣り機サンメイのSEーIK2を8台搭載していますが、この2ヶ月間この中の3台をこのコンバーターでバッテリー駆動し操業してもらっています。現在順調に稼働し今の所、問題無いとの事でした。 ただ短波帯(27MHz漁業無線バンドなどの)無線障害がまだ確認ができていませんので、こちらに方は再度報告いたします。 |
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DC-ACコンバーターとは → 24Vのバッテリー電源を入力しAC200Vを作る装置です。 イカ釣り漁船用LED集魚灯40、50 をご覧下さい。 |